10日(木)も、朝倉市の最高気温は34℃を超えました。
7時限目の最も暑い時間帯だったため、汗だくになりましたが、「令和学校長」として県立高校では初となる特別授業を無事終えました。
この1年生達は、来年修学旅行で東北被災地を訪問する予定で、私の東北被災地支援の話は、良い事前学習になったと思います。
4年前の九州北部豪雨で被災した生徒たちも多く、当時を思い出すような映像も流しましたが、本当に最後まで熱心に話を聞いてくれて、手答えを感じました。
帰りに道具の片付けで、重たい「テミレール」などを車に運んで来てくれた女生徒が、「私は杷木松末で被災しました。」と笑顔で話しかけてくれました。朝倉で最も深刻な被害がでた地域に住む生徒から感謝の言葉をもらえただけでも、特別授業を引き受けて本当に良かったなと思いました。
後ほど生徒全員から感想文をいただけるそうで、楽しみでもあり、何だか怖くもあります。とはいえ、今後「令和学校」を発展させるため、高等学校専修学校化も一つの目指すべき方向性なので、更なる飛躍のためしっかり課題を検証して参りたいと思います。