2月17日(日)の第32回「日本九援隊」西日本豪雨被災地朝倉市来光寺大規模農業用水路土砂撤去災害ボランティア派遣の活動報告をいたします。
日本九援隊の300回を超える長い毎週末災害ボランティア派遣の中でも記憶にない前日募集開始にもかかわらず、何と13人もの常連災害ボランティアの皆様が集まってくださいました。
コンクリートのつっかえ棒が水路に張り巡らせてあるため重機が入れず、補助対象工事からも外れた現場ですが、二度の豪雨とも辺り一面を湖のように浸水させた原因となった大量の土砂の覆われた水路でありながらも、余りの土砂の多さに災害ボランティアに依頼することを躊躇されていた現場だけあって、少人数の災害ボランティアでは立ち向かう気力さえ失うところですが、こんな現場をいくつも完了させてきた常連の猛者ばかりだったので、信じられないほどの速さでテキパキと草を刈り、作業を阻む長靴では入れないくらい土砂に堰き止められていた水を先ずは水路から抜くことに成功しました。こうしておけば、次回には土が乾き、土砂撤去作業が格段に効率良く早く進めることができます。
朝倉市全体の自治会を束ねる方々からの災害ボランティア依頼であるため、大変優先度の高い現場です。何ヶ月かかってもやり遂げなければならないと責任の重さを感じました。